アンジュナ

「もう終わりにするわ」席を立つあなたの横顔
去ってゆく背中にかける言葉を今でも(捜してる)

いつでもこの店で 他愛なく笑いあっていた
同じ未来を見ていた日々も今は遠く(流れてく)

最後の記憶が 涙が責めるのさ
「愛している」と口に出せない 愚かなこの僕を

今も抱き続ける 胸の傷み 想い出が香るこの場所から
誰もいない向かいの席 いつまでも 僕はあなたを待ち続けてる

二人だ好きだったこの街は 今日も雨模様
僕の後悔さえも優しく包み込んで(降り注ぐ)

あの時と同じ雨が 窓を叩く
「サヨナラ」なんてしたくなかった 愚かなこの僕を

今も抱き続ける 胸の傷み 想い出が香るこの場所から
誰もいない向かいの席 いつまでも 僕は独りで

扉開く度 後ろふり返る
あなたが今も 微笑み浮かべて 僕の傍に居る気がして

今も抱き続ける 胸の傷み 想い出が香るこの場所から
誰もいない向かいの席 いつまでも 僕はあなたを

抱きしめてよ あの日のように どこまでも二人は一緒だと
誰もいない向かいの席 いつまでも あなただけを待ち続けてる…
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