リチャードギアにはなれないけれど

生まれて初めて花屋へ行った
生まれて初めて薔薇を買ったよ
何度も覗いては 通り過ぎた店先
戸惑いの掌に 一本の薔薇

くちには出せずに 愛の言葉を いつもはぐらかしてたよ いとしい君に…
リチャードギアにはなれないけれど
たった一本の薔薇に 数え切れない愛をこめて…

生まれて初めて口づけをした
少年みたいな胸の高鳴り
二度目のプロポーズ どんな顔をするかな
日の暮にうつむいた 一本の薔薇

まっすぐ咲いてた 僕の隣で 君はいつでもいつでも 優しく強く…
無口が取り柄だけれど…
たった一本の薔薇に 数え切れない愛をこめて…

残りの人生 君と小さな 夢を育ててゆきたい この空の下
リチャードギアにはなれないけれど
たった一本の薔薇に 数え切れない愛をこめて…
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