鎮魂歌 -レクイエム-

ああ 朽ちてく世界ならば
散りゆく運命(さだめ)ならば
何を 信じて生きればいい?

そう 君と出逢わなければ
この胸を引き裂くような
痛み なんて知らなかったから

(to be the sport of fortune) 宇宙そらの彼方
(fortune) 鳴り響いた
(fortune) 拙(つたな)い鎮魂歌(レクイエム)
(to be the sport of fortune) それでもまだ
(fortune) 探している
(fortune) 不確かな現実(いま)から
君のことを

巡り逢えた歓びも 消えていった温もりも
ねえ 全部覚えてるよ 愛してたから
芽生えていく感情も 胸に残る傷跡も
ねえ 全部抱えて行く この道を歩いて行く

ああ 何が真実(ほんとう)なのか
誰が正常なのか
なんて わかるはずもないけれど
そう ただ導かれるように
命を燃やしてくことに
きっと 慣れてしまったのかな

(to be the sport of fortune) 軌跡の果て
(fortune) 奇跡なんて
(fortune) 期待なんてしない
(to be the sport of fortune) それでもまだ
(fortune) 解(わか)ってるのに
(fortune) 心が欲しがってる
君の欠片(かけら)

溢れ出した想いさえ 止めることも出来なくて
ねえ 流されてしまうのは 時の悪戯(いたずら)
もしも君に知られたら こんな僕を笑うのかな
ねえ それでも構わない また君に逢えるのなら

生まれ変わっても 何度でも
自分になりたい
輪廻(りんね)が 繰り返す度 君のもとへと

巡り逢えた歓びも 消えていった温もりも
ねえ 全部覚えてるよ 愛してたから
どんな時も離れない いつまでも傍(そば)にいるから
この詩(うた)を紡(つむ)ごう あの星に届くように
鎮魂歌(レクイエム)
×