気まぐれ

言ってないよ 嫌いだなんて
ただちょっと いじわるだよね

何ともない 顔してるけど
この部屋はもう 冷えきってるよ

気まぐれな君に 私は追いつけない
ずっとずっと ここにいるでしょ
携帯いじる君 つれない背中を
目の端で感じ 待ってるの
ねぇ こっちを向いてよ

教えてよ 分からなくなる
曖昧に 笑ってるだけじゃ

どうしたって 言い返せない
この部屋はもう 冷え切ってるよ

気まぐれな君に 私は追いつけない
ふいに振り向いたと想えば
「明日晴れるかな?」なんて聞いてきたりして
さっきまでの時間は 何処に過ぎて行ってしまったの

気まぐれな君に 私は追いつけない
ずっとずっと ここにいるでしょ
携帯いじる君 つれない背中を
目の端で感じ 待ってるの
ねぇ こっちを向いてよ

気まぐれな君に 私は追いつけない
必死で後ろをついてゆく
切なさはいつだって 君の背中に消える
だから気付かない いつまでも
乾いた声 心に
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