マックスへの手紙

“お手紙読みました
だけどさ どっちかというとおかしいぜ
そんな事で泣くなんて”

悲しいマックス 君の泣いてる顔は
ゆがんで見えるぜ 赤いあんずのように
浮かべてごらん 湖の上に
君の作ったあの白い帆の船を

悲しいマックス 君のゆがんだ顔は
すすけて見えるぜ 黒い涙にぬれて
見上げてごらん あの雲の上に
君を誘った天使がいるんだよ

悲しいマックス 君の涙の顔は
ぼやけて見えるぜ 霧の街角のように

さけんでごらん 遠くの町に
君を泣かせた あの人にきこえるように
ぜいたくなんだぜ 一人淋しく泣くなんて
悲しいマックス 君を皆が待っている

さけんでごらん 遠くの町に
君を泣かせた あの人にきこえるように
ぜいたくなんだぜ 一人淋しく泣くなんて
悲しいマックス 君を皆が待っている
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