紅の渚

赤い夕陽が 海の彼方に
消えたあの夜空を ひとりみつめる
はるかに 遠く燃える
イサリ火がさそう 淋しさよ
夜の海辺に 星を探して
呼んでみる あなたを昔の夢を
はるかな街よいずこ
月あかりだけが 波をてらす

海の朝焼け 空はほのかに
誰もいない浜辺に 波が打ちよせる
はるかな朝の海よ
潮風に冷たく ぬれる瞳よ
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