其限 ~sorekiri~

泣き喚いて街を出る
同じ眼差しに肩寄せる

誰かと話したくて
心を伝えたくて
溢れた思い届けたくて

掴んで 握り締めて
見ず知らずでも構わず
不安と誓いの片隅に
其限のお前の声が聴こえる
動かぬ明日もざわめきも

泣き疲れた苦しさに
まかり間違えば君を討つ

互いに時は流れ
傷つくことを恐れ
いつの間にか離れ離れ

晒して 曝け出して
溢れだすほど伝えて
期待と失意の街角で
其限のお前の顔がチラつく
いつかは目を閉じ辿り着く

違う道の上に立ち 同じ月に照らされる
同じ夢の中に 今 舞い降りる

恨み抱くな
挫折責めるな
過去を問うな
その手離すな
拒絶 証明 共有 永遠
堂々

其限の全てを抱いて離さず
伝えて届けよ
これからの 其限の
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