少年

猫の真似をした 気紛れをいつか
見破る誰か 探し続けてる
ビルの隙間へと こぼれ墜ちてゆく
大きな太陽 蹴とばしたんだ

ほほえみよりも 似合ってるから
無口なままで 平気だよ

わたしは少年
背中に翼 隠している
誰より少年
ひとりぼっちじゃいられない

きのう見た夢に ふいに現れた
見知らぬ自分 なぜ気になるの
みんなそれぞれに 同じ空の下
未来の音に耳を澄ますよ

言葉にすると 嘘になるけど
本当は何か 知ってるよ

視線は少年
気持ちの裏側 見つめてる
誰より少年
心のままに感じたい

わたしは少年
背中に翼 隠している
誰より少年
ひとりぼっちじゃいられない

誰でも少年
背中に翼 隠している
瞳に少年
どこかの街で 待っている
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