MA.YA.KA.SHI

つかの間の夕暮れは足早に過ぎ去った
君はまだ幸せの型取りをあさっている
空っぽの優しさも Cheapな情熱も
身勝手な悪い夢の味気ない幻

手と手触れあって届くとこまで その体温で満たして
目を閉じれば 世界は消えてしまうから

誰よりも特別で 何処までも続くようで
現実は平凡な時の鉄格子の中
見栄に群がる街 薄情な人の波
欲深い誘惑に堕ちてゆく前に

手と手触れあって届くとこまで その体温で満たして
目を閉じれば 世界は消えてしまうから

あなたの欠片を私に預けて ゆっくり溶けてく二人の隙間
想って重なってひとつになれば 欲しい物は何もない

虚ろな人の心満たせるのは あったかい人の温もりだけ
気まぐれな悦びは消えてしまう

手と手触れあって届くとこまで その体温で満たして
目を閉じれば 世界は消えてしまうから
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