流星

淋しい恋をするひとは
頬にえくぼが ぽつり光るひと
遠くはなれた旅路の空は
想いの数だけまたたく星影
この身焦がれます
またひとつ燃えて落ちる
恋の流れ星

波音はるか聞きながら
枕涙で ぬらすひとり旅
季節めぐって花は咲けども
あなたの面影追いかけるたびに
何故に遠ざかる
淋しさに凍えそうな
恋の北斗星

二度と逢えない運命(さだめ)であれば
わずかな想い出 夜空にちりばめ
星になりたいの
またひとつ燃えて落ちる
恋の流れ星
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