ひらり

絶対に叶わない願い事 僕はずっと願っているよ
どうやったって叶わない願い事 バカな僕はまだひたすら願ってるよ
気づいてるんだ そんなことくらい

花びらが流れていく景色と そんな匂いと 君の匂いと
少しずつ変わっていく桜の下で僕ら 少しづつ近づいたよ

いつだって君を見てるよ 君を見てるよ 叶わない願い事だけど
こんな僕が こんな僕でも 信じたいもの やっと見つけられたのに

繋ぐ手のぬくもりで伝わる その鼓動もその迷いも
泣いてるような桜と君だけがきっと この季節を淡く彩って

ねぇ 嘘でもいいよ 嘘でもいいから そばにいてほしいと願うよ
そしてちょっと ちょっとずつでも 本当に近くなってくれたらいいなぁ
僕はそれを強く
いつだって願っているから 願っているのは叶わない願い事さ
だけど 君の涙もあの日の桜も 胸の中ずっとずっとずっと

僕ら桜のようにひらりと
君の涙もひらりと
心の奥でゆっくりと
願い続けてる
ひらり ひらり ひらり ひらりと
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