微笑みにして

眠れ、眠れ 嬉しいことも哀しいことも
微笑みにして…

きれいなものに出逢うと
誰か隣に欲しくなるのは
一人で生まれ一人で死んでゆくこと
知っているから
青い空 青い海に 素足に広がる星の砂
だれのため? なんのため?
静かに瞳を閉じて

眠れ、眠れ 嬉しいことも哀しいことも
微笑みにして…
人は、人は 出会いと別れ 繰り返しながら
幸せになれるね

誰もが救われるはず
ねぇこのほしが回ってるなら
沈んだ夕陽はきっと
別の闇夜の朝陽になる
踏むたびに きゅっと鳴いて
やさしく励ます星の砂
白い都会(まち) 彷徨って
誰もが道を探すの

行こう、行こう 嬉しいことも哀しいことも
微笑みにして
雨も、風も 受けとめながら 強く輝く…
紅い花のように

歌おう、歌おう 嬉しいことも哀しいことも
微笑みにして
愛は、愛は 涙の粒を包み込む時… なんて
あたたかい
×