Red Star

必死に閉じた指の隙間 ぽたぽたと零れ落ちる涙
手のひらの中でただ響く 擦れた声 聴いてた

かすかな希望は いつだって私の未来をとめてしまうから
忘れたいことを忘れられない 虚ろな映画みたい

『ありがとう』 最後の言葉なんて 今まで知らなかった

窓辺に光る Red Star あなたが居た夜は
言い訳も聴きたくなくて 部屋で動けなくなった

誰よりも先に愛車を見せに なによりも笑顔が嬉しかったの
あなたの1番はこれからは 誰かのものになる

『さよなら』をやり過ごす夜 少し大人になったかな

窓辺に光る Red Star “最初の助手席”だって
その嘘は信じてる 優しいあなただから

窓辺に消える Red Star 追いかけてきた夜に
素直になって窓の向こう 駆け出したなら

こんなにも恋しいなら あなたと笑っていた
それだけを その瞬間を 信じていられたなら
信じていられたなら
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