シュレディンガーの猫

目が覚めて数分経って 憂鬱と愛情交換
退屈な人生観を自分自身に問うた
自分の生きる意味さえも誰かに確かめたいんだ
甘すぎるオレンジジュースの果汁は2%

嘘じゃないけど真実でもない
灰色した部分が多すぎて
白と黒で出来た僕の目は
確かに君のその姿を焼き付けたままで

誰も受け入れないように誰も疑わないように
臆病な僕はまた僕を演じきって
刹那的人生概論に僕は嫌気がさしてきたんだ
こうしてる間にも僕は死に続けてるのに

自問自答を繰り返す誰かが僕に囁いた
お前の頭の中には白と黒しかないの?
誰かの生きる意味さえも自分で確かめたいんだ
僕の吐き出した声は君には届かないの

意味はないけど意味がないことはない
そう言って君は笑うけど
強いて言うなら僕の両の手は
未来への希望を強く抱きしめたままで

誰も傷つけないように 誰も傷つかないように
臆病な僕はまた僕を信じきって
君が君らしく生きるために僕が僕らしく生きるために
道端に咲いている花を踏み潰さぬように
誰も受け入れないように誰も疑わないように
臆病な僕はまた僕を演じきって
刹那的人生概論に僕は嫌気がさしてきたんだ
こうしてる間にも僕は死に続けてるのに

幻想的なその言葉に吐き出した僕の現実は
切り裂いた憂鬱の様に未来を描いてる
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