生きるから

この星に生まれきて
最初に知ったのは愛でした

見上げると温かな
笑う声が優しくて

天に伸ばすこの手を
誰かが笑顔で
受け止めてくれたから
信じることも知った

真っ白なキャンバスに
思いのまま描くように
楽しくて楽しくて
明日を待っていた

いつからか憎んでは
傷つけることしてました
裏切りも羨みも
抑えきれない欲望も

向けられた笑顔さえ
罠ではないかと
疑いが膨らんで
悪魔の誘いに思えて

春風も冬の陽も
季節などないように
悲しみも苦しみも
過ぎるのを待っていた

生きるからなくさない
優しさも微笑みも
生きるから忘れてない
あの手の温もりを

夢描き 明日想い
この星に二つない
生きるから
伸ばす手が誰か求めてる
今 愛を信じて
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