さくら道

君を失くした 幼すぎた春の日
夢見た明日は儚く ハラハラ散った

素直で居れたなら 優しく居れたなら
悔やんでも 悔やんでも 君は戻らない

逢いたくて 逢いたくて 目黒川の桜道
繋いだ右手 二人 笑ってた

一年が過ぎ 目黒川にひとり
まだ寒いこんな日には 君を抱き寄せたっけ

強くならなきゃって 前に進まなきゃって
想えば 想う程 君を捜してる

恋しくて 恋しくて あの頃よりもずっと
君が好きだよ 君が好きなんだ

風が吹いた 桜が舞った 声がするよ 「きっと また此所(ここ)で」

人は出会い 別れゆく わずかな奇跡の中で
愛し愛され 人は咲いてゆく

いつの日か いつの日か また君に逢えるから
歩き出すよ 僕のさくら道

いつかまた いつかまた 花びら舞う空の下
歩いているよ 僕のさくら道

僕のさくら道
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