プルメリアの涙

夏が秋に 席をゆずる
そんな夕暮れのカフェで
ひとり 紅茶 飲んでいます
想い出は やさしい

プルメリアの涙 かなしき 白い花よ
愛 ひとつ のこせない人
だけど 好きでした
あなたは あれからしあわせだと
風の噂から 知りました

若いころは 恋をすれば
愛をねだってばかりで
男のひと わかろうとする
たしなみも 持たずに

プルメリアの涙 はかなき 白い花よ
愛 ひとつ のこしてくれた
雨もあたたかい
あの日のふたりは 合わせ鏡
たがいの姿を 映してた

プルメリアの涙 女の胸の痛み
愛 ひとつ こぼれて落ちた
だけど 愛おしい
私も 何とか やっています
風よ 伝えてね しあわせ…と
しあわせ…と
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