ひとりの悲しみ

明日(あした)が見える 今日の終りに
背のびをしてみても 何も見えない
なぜか さみしいだけ
なぜか むなしいだけ
こうして はじまる
ひとりの悲しみが

こころを寄せておいで
あたためあっておいで
その時二人は何かを見るだろう

一人がだまって いたい時には
一人はなぜかしら 話したくなる
なぜに 二人だけが
なぜに 話せないの
こうして はじまる
ひとりの悲しみが

こころを寄せておいで
あたためあっておいで
その時二人は何かを見るだろう…
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