君に嘘をついた

短い夢で君が泣いてた 目覚めればひとり
月が傾く 喉が灼けつく
夜が深くなる

もう騙しきれない なぜか憂鬱になる
君に会えば会うほど 心乾いて
どうしようもなく ずっと変わらない
その優しさが苦しい

ごめん 君に嘘をついてる
声も 表情(かお)も髪も仕草も
以前(むかし)のように もう君を愛してない

僕のすべてを壊したくなる 苛立ちにまかせ
月が欠けてく 雲が散切れる
闇がしがみつく

今ふたりでいたら もっと傷つけるだろう
こんなひどい自分が たまらなくなる
いつか寂しく 僕が堕ちてく時は
君は嘲笑(わら)えばいい

ごめん 僕は嘘をつけない
ごめん 君に二度と会わない
憎んで これ以上僕を愛さないで

ごめん 君に嘘をついてる
ごめん 君に二度と会わない
以前(むかし)のように もう君を愛してない
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