S.S

抱え切れない程の涙色した悲しい歌に包まれて
ありふれた孤独渇いた空見上げて歩く

気付かずに手放した大切な何かを見つけて進もう
それぞれの時間その思い出に寄り添えるように

もしもあなたと出会えなければ知らずに過ぎた優しいあの日
いつか私は思い出す瞳閉じて寂しさつきまとう

小さな胸に響く心細く言葉は宙を舞う
果たせない約束ゆらゆら揺れる繰り返す日々

あなたがくれた涙でいつかこの花を咲かせよう 少しづつ
暖かな風暗闇照らす光辿って

時を数えて戸惑いも消えてたどり着けると信じて歩く
きっと探せるだろう瞳閉じて閉ざした扉開いて

後退りする事ばかりに慣れて何が見えなくなっているか
分らなくなってた日

抱え切れない程の涙色した悲しい歌に包まれて
しばらく泣いてあなたの残り香が薫るさめた記憶
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