さのさ節

明石ちょいと出りゃネ
明石ちょいと出りゃ 舞子が濱よ
向こうに見えるは 淡路島
通う千鳥にね 文ことづけ
もしもしれたら 須磨の浦

うちかてもね すきで舞子はんしてんのんと
違うのんどっせ
あすこにおいやすあの人がね
辛抱してよとね 云わはりますさかいに
うちかて
つらいのんどすけど辛抱してのんどせ

一年は三百六十五日ある
鳥の鳴かない 日はあれど
主さん思わぬネ日とてなし
あなたも 思うか私ほど
×