とある木洩れ陽より

並木道に映る足音 とてもよく晴れていた日に
いつも通りはしゃぐ声の中 風に揺らされていた

変わらずここで景色を担って 誰かの記憶になる
ブランコ揺らす
あの足がどこまでも伸びていてほしい

明くる日も陽だまりを笑って
雨に降られて洗われる
そんな日々を織りなす君が
どんな日も笑っていられたなら

寂しい背中 悲しい足取り
どんな日だったかは知らない
それだって ほら 物語に欠かせない 大事な彩り

どれもが君の心次第で変わっていく
景色や言葉、温もり、色
君だけのもの

並木道 遠退く足音 夕陽が大きく手を振る
眠りたくなくても夜に溶けていく
また明日になる

眩しい陽射しに項垂れる時は
優しい木陰でありたい
そんな僕も織りなす景色で記憶を重ねる君が

明くる日も陽だまりを笑って
雨に躓くこともあるだろう
君が織りなす日々が
どんな日も素晴らしくあるように

並木道に映る足音 いつの日も嫌わないでいて
できるだけ僕は綺麗な葉を咲かせて
その物語へ 変わらず眺めるだろう

繰り返す日々の魔法を
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