焦がしてやるぜ

まつ毛を濡らす 涙の理由など
今の俺には どうでもいい事

惚れたはれたに うつつをぬかした
まぬけな姿で 守れはしない

「愛してる」なんて 柔な台詞だけで
つなぎ止めるほど 馬鹿な俺じゃない

真っ赤に燃える 太陽のように
ジリジリ心を焦がしてやるぜ

洒落た景色を お望みならば
選ぶ男は履いて捨てる程

あの砂浜ではしゃいでた日々は
幻じゃなくて過去になったのさ

はやり歌みたいに 安い台詞だけで
抱きしめられるほど キザな俺じゃない

真っ赤に燃える 太陽のように
ジリジリ心を焦がしてやるぜ

消えない傷跡をお前に残すと
囁いたろ耳元で互いの名前なんて
どうでもいい俺に感じていればそれでいい

愛してるなんて 柔な台詞だけで
つなぎとめるほど 馬鹿な俺じゃない

真っ赤に燃える 太陽のように
ジリジリ心を焦がしてやるぜ
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