岸が見える海から

風を受けて海を滑る
真っ白なディンギーで
岬めぐり レースをした
太陽と空の物語

君の気持ちが
まるでわからないまま
3年過ぎていた
僕の想いをちゃんと伝えてみようと
ラブレターを書いた

もしもYES なら岸で
君のビーチタオル振って
遠い沖から見えるように
精一杯 ジャンプして
だけどNO だったら そっと
僕のこの恋を見送って
何事もないように
全力で通り過ぎてくから

銀の波に跳ねた魚
この胸はときめくよ
あと少しであの砂浜
平行に並ぶロマンスさ

僕の身体が
水面ギリギリになって
切ない恋心
返事知るのがちょっと怖い気するんだ
緊張して来た

もしもYES なら岸で
君のビーチタオル振って
遠い沖から見えるように
精一杯 ジャンプして
だけどNO だったら そっと
僕のこの恋を見送って
何事もないように
全力で通り過ぎてくから

なぜか大勢の人が
みんなビーチタオル振って
僕に向かって合図しながら
君のこと冷やかしてる
きっとラブレター読んで
事情 わかったと手を貸した
遠くから見えるように
I LOVE YOU が岸に溢(あふ)れている
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