夏のときめき

きらめく波よりも まぶしく光るのは
朝日をちりばめた おまえの瞳なのさ
朝焼けの渚は 二人だけの世界
不思議な静けさに なぜか心揺る

愛してゆける そんな気がして
砂にしるした LOVEの文字ひとつ
波が寄せれば 消えちまうけど
二人の胸には消せない 夏のときめき

ハイヒールを脱いで 渚を駆けぬける
微笑む横顔に 嘘など見あたらない
こわれた貸しボート 二人が乗り込めば
すぐにも行けるのさ 甘い恋の島へ

入道雲を指さし 僕に
似ているなんて ふざけあううちに
そっと重なる 熱いまなざし
二人の胸には消せない 夏のときめき
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