真夜中

君に言いそびれた事がいくつか
あるような気がしたけど思い出せない

少しだけ時を紛らわせただけの
誰かの話が いつまでも残る

当たらないくじをめくるのにも慣れた
悪くない顔のまま 日が過ぎる

真夜中に怯えて 一人飛び出した
思い出はいつか まぶしい花束に変わる

少しだけ時を紛らわせただけの
誰かの話を いつまで暖めて待てる?
×