恋人よ

揺れる灯火
照らすのは君
夜のプールサイドへ
忍び込み探している
形のない確かなもの

君が微笑む
僕はまぶたの
シャッターをおろす
一秒前の君はいない
百年後に僕らはいない

恋人よ
夢っていつか醒めるものさ
だけど癒しむことはないよ
ほら、しぶきが上がり涙がきらり
全ては流れるままに

揺れる波間に
光と影が
占う Reality
手をつなぎ飛び込んで
キスをしよう
人魚になろう

恋人よ
今宵君の涙さえも
水の中に預けてしまえ
ほら、二人で描くカーブの先へ
明日も守ってあげたい

恋人よ
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