絶寵花

赤い赤い 血のように赤い
くちびる いやしく笑う
お前は誰なの 鏡の向こうで
あたしを見つめる お前は誰なの

ひび割れそうなほどに
ひとみは見開かれて
回転始めた あたしをはりつけに
ケタケタ笑ってる ソドムの宴

だんだん うずいて だんだん ひらいて うけいれてゆく
だんだん きづいて だんだん あばいて めざめてしまう

劣等感 劣等感 劣等感 ゆさぶって
絶寵花 絶寵花 絶寵花 きれい
劣等感 劣等感 劣等感 いたぶって
絶狂夜 絶狂夜 絶狂夜

だんだん うずいて だんだん ひらいて うけいれてゆく
だんだん きづいて だんだん あばいて めざめてしまう
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