最後の頁

君と過ごした学生街 今も時々通りかかる
色を変えた街並の中で 色褪せぬ想い出
いつか話した夢の上を 僕は変わらず歩いてるよ
君がくれた励ましの言葉 時折かみ締めて
僕を真っすぐ信じてくれた 初めての人だった
Ah すべてをかけて 君だけを愛した
Ah 最後の頁 閉じられず立ち止まる僕がいる

もしもあの時抱き寄せたら 今も隣にいただろうか
弱くなった目頭に熱く 悔しさ込み上げる
一度たりとも憎めなかった 背を向けた人なのに
Ah 離れはしない 口ぐせも仕草も
Ah 最後の頁 しなやかな黒髪が揺れている

Ah すべてをかけて 君だけを愛した
Ah 心に綴る かけがえのない日々をありがとう
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