真夏の雪だるま

ごめん淋しくさせてばかりで
退屈さ 君がいなけりゃ
約束どおり 迎えにゆくよ
まばらにヘッドライト 灯り始めた
あてもなく足跡伸ばす
そうこれから 二人だけだよ

真夏の太陽 海と重なれば
たぶんそっと 寄り添えるね

知らず知らずに膨れ上がる 想い隠せば
上手に話せなくなるよ
押しては返す 波の音だけ 耳を傾け
短い夏が 通り過ぎてく

大げさにはしゃぐ胸の中
しょっぱい風と涙
砂の中に入り混じった

今日も一日無事に終わりましたと
どうか月よ照らしておくれ

そう知ってるよ 君は僕を満たしてしまうから
この手を離さないでいるよ
知らず知らずに膨れ上がる 想い隠せば
上手に話せなくなるよ
境目の無い空と海 ひとつに触れ合って
僕と君は 溶けてあっていく
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