CLOUD

AH…君を忘れて どこか遠くへ行きたい
音も無く流れる雲のように

運命にひきずられるまま君と出会って別れた
光を浴びて輝いても枯れ始めてたひまわりの花

小さなカプセルのような 君と過ごしたこの部屋は
白く濁る空気の中で写真のように黙り続ける

全ての罪を許してた ガラス細工の愛情が
砕け落ちてこなごなに君の名前を呼ぶだけ

AH…君を忘れて どこかへ行こう今日からは
カラッポの空をさまよう風に乗り

生まれて間もない小鳥が小さな翼を広げて
空に向かいはばたいても大地にたたきつけられるだけ

痛みは旅人のようにいつかは通り過ぎてゆく
誰も居ないこの楽園に眠るふたつのぬけがら

AH…君を忘れて どこかへ行こう今日からは
カラッポの空をさまよう風に乗り

AH…君を忘れて どこか遠くへ行きたい
音も無く流れる雲のように
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