星座線

大丈夫かい 元気でいる
君のことだから 無理していないかい
離れ離れになったから 言えることもあるんだ

君が好きな小説を 今になって読んでみたよ
こんなこと考えていたんだね あの時気付いていれたらなぁ

いつだっけ君が 星を見たいと言った日
無理やり手を引いて 連れ出してくれた

満天の星 あの夜のこと覚えてるかい
空に指でなぞった ふたりだけの星座
どこまでも まっすぐな瞳の輝き
君が見ているすべてが 僕には眩しかった

誰かの言葉気にして 歩き方も忘れていないかい
転んでも笑っていた 君のこと羨ましかった

過ぎていく日々の中 失くしたものがある
自分らしくいるのは 難しいよね

満天の星 あの夜のこと覚えている
君がくれたすべてを 繋げてここにいる
どこまでも まっすぐな瞳の輝き
今も僕の手を引いて サインをくれるんだ

なりたかった自分は 欲しかったものは
何のため飛び出した ここは誰の世界だ
知れば知るほど怖くなって 見えなくなっていった
たくさんのこと これからのこと

満天の星 あの夜のこと思い出そう
今はもうなぞれない ふたりだけの星座
どこまでも まっすぐな瞳で見つめよう
君のいない明日を できるだけ遠くまで

輝いて 今を生きている僕ら 誰かの光になる

どこまでも まっすぐな瞳の輝き
今はもう会えなくても こんなにも眩しいんだ
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