happy hour

今日は来てくれてありがとう
どれくらいぶりになるだろう
まずはお酒でも飲みながら
昔のことなど思い出しながら
きっとこんなありふれた夜に
ぼくらは出会って恋をした

ハッピーな時間はいつもあっという間
電光石火で過ぎてしまう
でも絶対忘れられないことが
誰の胸にもあるだろう
だから今日は時間を忘れて楽しまなくちゃね

お互いなんも変わってないな
まるでタイムスリップしたみたい
特別なエピソードと共に
昨日のことのようによみがえる
ちょうどこんな美しい夜に
ぼくらは決まってキスをした

ハッピーな時間はいつもあっけなくて
氷が解けるようなスピードで
もう少し時が止まっててほしい
きみの声だけがこだまする
なのにどうしても思い出せない
大好きだったきみを

もしも記憶から今日という日が
消えてしまう時が来たとしても
後悔はしないだろう
もうきみなら大丈夫さ

きみはすーっと寝息を立て
ぼくの肩に寄りかかってる
星空がいつもより綺麗なのは
ちょっとだけ飲みすぎたせいなのかい
きみの住む町まで送って
そしてぼくはさよならした

ハッピーな時間はいつもあっという間
電光石火で過ぎてしまう
でも絶対忘れられないことはずっと
ぼくの胸で輝くだろう
きっとこんなありふれた夜に
ぼくはいつかまた恋をする

明日は今日よりもあなたが幸せになりますように
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