チュリップ

“おはよう”って いつもの鳥の声に
頼らず目覚める 「どうして?」でも悪くないね
顔でも洗おっか とか考えていたら
掛けてあったタオルが飛んできた! なんか変だ!

喉が乾いたら ピューって吹く薬缶
ポストのチェックの前に 机の上に届く手紙
テシカシモシカシテ?! これって魔法使い?!
指を鳴らしたら 隣の家から笑い声

もったいないから君にも分けてあげる
リッピルッピ キータターク
リッピルッピ キータターク
唱える呪文はなんだっていい
僕と君に出来る事

さぁ手を叩こう 世界が色付くよ
悔やんでる君、鮮やく花を好きになりますように
素直な自分を今よりもっとずっと素敵だと思って欲しいんだ

悔しいくらいに可愛いあの子も昔は
ユリの真似をしてるってバカにされてたんだって
彼女は自分に魔法をかけた
ユリよりカラフルに咲き方だって様々にって

もったいないから君にも分けてあげる
リッピルッピ キータターク
リッピルッピ キータターク
唱える呪文はなんだっていい
僕と君に出来る事

さぁ手をかざそう 世界が振り向くよ
泣いてる君、弧を描く鳥を好きになりますように
素直な自分を今よりもっとずっと素敵だと思って欲しいんだ

もったいないから君にも分けてあげる
リッピルッピ キータターク
リッピルッピ キータターク
唱える呪文はなんだっていい
僕と君に出来る事

さぁ手を叩こう 世界が驚くよ
笑えない君、鏡の笑顔を好きになりますように
素直な自分を今よりもっとずっと素敵だと思って!

この世界に君がいる限り
笑ってほしい 泣いてほしい
透ける気持ちを小瓶に詰めて
手を繋いで 空に駆け出そう
僕に出来るのは そんな魔法♪
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