退屈で乾いた部屋

退屈で乾いた部屋の中 唇は荒れて
タバコの煙を ぼんやりと眺めてみたり

嫌いなミルクを ストローで吸い込んでみる
深まる夜に ダサイ歌が馴染んで消えた

懐かしいメロディ とても優しい
だけど 誰の歌かは知らない

そしたら雨が降ってきてね 道を濡らした
黒い子猫が震えている ミルクをあげよう

何が辛いの? やめてしまえば?
無理な約束 やめてしまえば?

退屈で乾いた部屋の中 あたしは生きる
明日の地図を破り捨てて 燃やしてしまえ

生きていくことや 死んでいくこと 考えてみる
深まる夜に ダサイ歌が馴染んで消えた
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