朝靄

体 重くて動かない
そして心は痺れ 何も感じない

窓の外は晴れた空

二人 つないだ手のひらは
夏の汗 お互いの温度を感じた

蝉の声は聞こえない

数えきれない星のように笑ってた

夢から醒めて あなたがいない朝靄
あたしはここで あなたの思い出抱いてる
華やいだ秋の日 華やいだ秋の日

「同じ空の下でも逢えないのはどうして?」

夢から醒めて あなたがいない朝靄
あたしはここで あなたの事を思い出しては泣いてるわ
華やいだ秋の日 華やいだ秋の日

二人で見たものが 遠くへ消えて
こぼれたかけらを 一人で集めだす
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