一かけ節
一かけ 二かけ 三かけて
四かけて 五かけて 橋をかけ
橋の欄干 腰をかけ はるか向うを眺むれば
十七八の姉さんが 花と線香手に持って
姉さん姉さん どこ行くの
私は九州鹿児島の西郷隆盛娘です
明治十年戦争で 切腹なされし父上の
お墓詣りにまいります
お墓の前で手を合わせ
南無阿弥陀仏と拝みます
拝んだあとから 幽霊が
ふうわり ふわりと ジャンケンポン
四かけて 五かけて 橋をかけ
橋の欄干 腰をかけ はるか向うを眺むれば
十七八の姉さんが 花と線香手に持って
姉さん姉さん どこ行くの
私は九州鹿児島の西郷隆盛娘です
明治十年戦争で 切腹なされし父上の
お墓詣りにまいります
お墓の前で手を合わせ
南無阿弥陀仏と拝みます
拝んだあとから 幽霊が
ふうわり ふわりと ジャンケンポン