駈け落ち

だんだん遠のく 曖昧な駅舎もエキストラも
残念ながら僕はもう忘れている 掠れていく

したいことなんか何もないよ
ないよな ないかな 実際ないことないよ
風呂敷にお荷物を詰めたら
新しい季節がくるかな

だんだん遠のく 曖昧な駅舎もエピローグも
安寧ならば僕はもう外れていく バックれておく

一瞬パッと浮かんだ思いも
思いもよらずともカットしちゃうんだよ
愛を風呂敷に君ともども入れれば
美しい季節がくるなら

だんだん遠のく 曖昧な駅舎も悪くはないよな

ここにいてはダメだ
駈け落ちしよう
そう言ったろう
約束が違う
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