ハネル

いつの間にか日は昇ってた
見れなかった出来損ないの青空を
灰色の世界、憐れみを投げ捨てた
虚ろな街逃げ出して襟が折れたまま

訳なんてないけど靴は履かない
訳なんてないから明日が光った

遠く見えるんだ灯りが消えてゆく
星達の詩だけ悲しみに彩られる
ドアのノックが聞こえる、あいつがやってきた
裏口から逃げよう、骨は折れたまま

訳なんてないけど東は行かない
訳なんてないから明日が光った

僕はハネル 君は笑う それしかないけど
僕は叫ぶ 君も叫ぶ それしかないから

訳なんてないけど何処にも行きたくない
訳なんてないから何も知りたくない

僕は見える 君が見える それしかないけど
僕は叫ぶ 君も叫ぶ それしかないから
笑い出す蝶達は生きてるかもわからない
僕は叫ぶ 僕は叫ぶ それしかないから
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