大阪暮色

西陽(にしび)で焼けた たたみの上
あの人がくれた花瓶
別離(わかれ)た日から花も彩(かざ)らずに
淋しくおいてある
あの人が好きやねん くるうほど好きやねん
北の新地に雨が降ります
悲しい歌が 聞こえる
あほやねん あほやねん
騙された私が あほやねん

大阪の夜は 悲しくて
ネオンに季節感じる
明日があると信じ逢える日を
指おりかぞえてる
あの人が好きやねん 誰よりも好きやねん
涙色した淀川の水
思い出すのは まぼろし
忘れへん 忘れへん
私はあなたを 忘れへん

あの人が好きやねん くるうほど好きやねん
北の新地に雨が降ります
悲しい歌が 聞こえる
あほやねん あほやねん
騙された私が あほやねん
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