面影

雨上がりの町を 寝静まった
真夜中の町を 海の方へ

息がつまる位 あなたを信じてた
奇跡を呼ぶ位 研ぎ澄まされてた

陽はまた昇る 俺たちの上に
浮かぶ面影
あなたが笑うあの夏の日と同じ面影さざめく

悲しみもなぜか感じなくて
タフになったオレが人ゴミの中へ

負け犬にさえもなれない 今の俺
あなたの愛はもう届きはしないのか?

求める気持ちを手繰り寄せている
ただの男になって
あなたのぬくもりあの夏の陽と同じ面影きらめく

陽はまた昇る 俺たちの上に
浮かぶ面影
あなたが笑うあの夏の日と同じ面影

今より遠くへ俺は行くのさ
きっとあなたを連れて
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