色彩なきパエザッジョ

一秒の長さ おなじはずなのに
別れた瞬間(とき)から 長く感じてる

この心の隙間 吹き抜けてゆく
アマルフィの風みたいな
透明なせつなせに
揺れる気持ち “-Mi manchi tantissimo-”

あなたのいない この世界は
色彩なき パエザッジョのよう
まるでカヴァルネの赤へと
染まりゆく空さえ…

あなたがいない そばにいない
ただそれだけのことなのに
瞳(め)に映るのはモノクローモ

出逢うまえにただ 戻っただけなのに
こんなにも強く 孤独感じてる

近くにいる時は 肝心なモノ
それさえも見つけられずに
離れて気づくなんて
愚かだよね“-Mi manchi tantissimo-”

あなたのいない この世界は
色彩なき パエザッジョのよう
いつもふたりで肩ならべ
眺めてた街さえ…

二度と会わない もう会えない
ただそれだけのことなのに
なぜに心は求めてるの

いまなら“-Ti amo-”さえも
愛してるという言葉
使わないで
きっと想い届けられる

当たり前だと 思っていた
そのすべてが 特別だと
失ってから気がついた
いまでも愛してる

あなたのいない この世界は
色彩なき パエザッジョのよう
まるでカヴァルネの赤へと
染まりゆく空さえ…

あなたがいない そばにいない
ただそれだけのことなのに
瞳(め)に映るのはモノクローモ
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