36.4

快楽ジェットバスに浸った奴をぶっ飛ばす為のタイムマシーン
あぁはなるまいと誓っていた過去の自分が乗って来た気がしたんだ

ブレブレ幹の根 節操ねえ まるでそれ泥の船
見えない夕暮れ なんとなく抱いた

酔っ払って愛したって思い出せない頬のチークや目元の赤ライン
謝って確かだったのは割れたピーナッツと残り1/3の赤ワイン

敢え無く床に広がった湿った色褪せたライトグレーのジャケット
頭ん中軽く蝕んだ黄ばんだ36度4分の末路

届かない遠吠え しょうもねえ間抜け手の鳴る方へ
聞こえない君の声 なんとなく吐いた

酔っ払って愛し合って思いがけない程の心臓の痛みが朝方に
抗って確かだったのは割れたピーナッツと残り1/3の赤ワイン

なんとなく買って半端なく頭痛を助長させる缶コーヒー
カウントなく訪れ甲斐性ない俺の休日を終わらす背徳心
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