aru hikari

決められた生活をこなし
溢れた陽の明りに微睡んだ
今はもう逢えない時間を
誰かを想う瞬間が包む

そこにある光
何でもない話の中
あなただけにしか見えない場所まで
光まで歩いていってね

子供も大人も通り越して
何度も交わした「愛してる」が
遠い空に消えるまで
その物語が続いていきますように

ある祈り
眠れない夜を渡って
あなたを想う人のいる場所まで
光まで歩いていってね

冷たい雨の中を進むとき
あなたを守る言葉を思い出して
長い暗闇の中を迷っているなら
あなたがどんな人か思い出して

ここにある命
どこにもない代わりとして
いつか全て終わるとわかっているから
終わらせる事もないでしょう

そこにある光
何でもない話の中
あなただけにしか見えない場所まで
光まで歩いていってね
光まで歩いてね
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