勿忘草の待つ丘

今は昔のこと 若草の匂いを
青い春の風に 例えた人がいたのだろう
音楽室からの空は 僕にいつも
笑ってこう言う 夢を聞かせておくれよ

大人になっても 子供でいたいのさ
どこへでもゆける 少年のように

明日からのことが ふと、気にかかったら
いっそ僕らは 明日の朝日を待つだろう
奏でる音楽を 無駄にしてはだめさ
誰かはあなたの声が胸に響く、という

あなたには出来ぬと言われていたことを
やってみせてくれよ
遠慮はいらない

草原を駆ければ またあの時のような
あなたになっていく
どこへでもゆけるさ

彼方に広がる景色は美しい
僕らの音楽に遠慮はいらない
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