目覚めの三月

彼女に会うまでの三月は うつむき あきらめてばかりだった
これから吊橋を渡るのに すくんで何もできなくなった

疲れきって眠りながら 夢の中また戻って
思いきり飛び降りる それを繰り返し

目が覚めれば きっとここにいる
何もなかったように ここにいる

変革 それはとても気まぐれ 突然やってきて また消える
戸惑い うろたえるばかりでは 彼女と話すのもままならない

祈りさえ届かなくて 言葉さえ拾えなくて
顔を洗い 僕を見る それを繰り返し

目が覚めれば きっとここにいる
何もなかったように ここにいる いつだって

祈りさえ届かなくて 言葉さえ拾えなくて
顔を洗い 僕を見る それを繰り返し

目が覚めれば きっとここにいる
何もなかったように ここにいる

目が覚めれば きっと知っている
何もかもが すべて知っている だからまた
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