おとこひとり酒

遠の昔に 別れた女を
なんで今更 思い出す
ひとりのみたい こんな夜は
そばに誰かが いるような
そんな演歌が あればいい

長い黒髪 からめて泣いた
忘れられない 白い指
バカな男と 笑うなよ
過ぎてかえらぬ 夢なのに
つなぎ合わせて 見たいもの

どこにいるかも わからぬ女に
未練残して なんになる
つらいだろうと 言いながら
男ごころに しみて来る
そんな演歌が あればいい
×