スーベニールの花束

突然の夕立ちが 夏の始まり告げた。

何度目の夏だろう。
蒼い陽射し 伸びた影を僕ら見てた。僕ら見てた。

君の残像だけが 遠い空に消えていった。

未来だけを見つめてた僕らが迎えた記念日には、
スーベニールの花束に彩られていた過去を思う。

さよならを繰り返し 積み重ねて、
そんな風に僕ら生きる。僕ら生きる。

蒼色の唄たちが 夏の空に溶けていった。

君が好きな花の名を今では忘れてしまったけど、
スーベニールの花束を抱えて僕らは大人になる。

未来だけを見つめてた僕らが迎えた記念日には、
スーベニールの花束に彩られていた過去を思う。

君が好きな花の名を今では忘れてしまったけど、
スーベニールの花束を抱えて僕らは大人になる。
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