帰っておいで

未だ思いも分かり合えずに街を行く
明日へと
その幸せとはなんにもないまっしろな日々のこと
寝ぼけた顔 真夜中に話した夢
“ブランコ揺れるプールの庭”とか

さぁ帰っておいで 部屋の灯りも 好きなオムライスも
全部あなたのためにあることを知って

ごめんねもありがとうも丁度いいほどの風は吹いて
ほんの一瞬の温かさをすりつけて春が去る
切なさ持ちきれぬまま意地悪になって
梅雨も過ぎれば心も晴れるよ

さぁ帰っておいで 眠れる場所も光さす答えも
いつか素直な時にあなたは知るのでしょ

壊れても泣いてもおいで
ピカピカに磨いて待つよ
時は過ぎ静かに咲くまでの
ほんの小さなエピソード
さぁ帰っておいで 部屋の灯りも好きなオムライスも
全部あなたのためにあることを知って
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