女のみれん

思いきれない 忘れられない
飲めばみれんが おもくなる
涙で割った 水割に
酔って散らした 夢いくつ
あゝ 憎くなる また逢いたくなる
女ごころ

消えるはずない あの面影が
雨の小窓で ゆき戻り
今でも指輪の そのあとに
残るみれんの 影ゆれる
あゝ 憎くなる また逢いたくなる
女ごころ

思いつのって 酔いきれなくて
もらす溜息 みれん酒
悔やんでみたって 今からは
もとの私に かえれない
あゝ 憎くなる また逢いたくなる
女ごころ

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